多肉植物専門店TA298店長がネットショップのイベントについて考えてみた2
多肉植物専門店TA298(タニク屋)のシンペイです。
ネットショップの活気ある売場作りと賑わい感で、お客様にお買い物をより楽しんでもらう戦略として有効なのが、やはり「定期的なイベント開催」です。
そこで今回は、ネットショップのイベントやキャンペーンの企画についてお話しようと思います。
ネットショップのイベント、キャンペーンの企画案
集客や売上アップに繋がるネットショップのイベントやキャンペーンの企画は、おおまかに分けると次の様になります。
1.季節系のイベント
2.トレンド系のイベント
3.ショップの記念イベント
4.その他、独創的なイベント
1.季節系のイベント
もっともオーソドックスな方法が年中行事のイベントを開催する事です。
年中行事に合わせたイベントを行う事で、新規お客様の獲得や売上アップも期待出来ます。
ネットショップ初心者で、イベントの企画案が出にくい方におススメな企画が、季節系のイベント企画です。
例えば…
・クリスマス特集
・ウィンターセール
・花粉症特集
・夏バテ予防特集
・母の日特集
・父の日特集
・ハロウィン特集
・バレンタイン特集
年中行事に合わせた商品を購入する際、ネットショップを利用されるお客様は、クリスマスシーズンの場合「クリスマス プレゼント」などキーワード検索して商品を探す方もいます。
そのため、年中行事が近づくタイミングでイベントを開催出来れば、目的が明確なお客様が来店する可能性が高く、集客・売上アップに大変効果的です。
イベントを開催する、しないではアクセス数にも大きく差が出ます。
また、クリスマス、バレンタインなど年中行事に合わせたイベントを開催する場合「クリスマス特集はこちら」などといったバナーをトップページに掲載する事で、お客様には分かりやすく盛況感を演出出来ます。
2.トレンド系のイベント
ドラマや映画、オリンピックなど、今、話題になっているトレンドに便乗したイベント企画です。
例えば…
・ドラマで使用された商品:服・時計・自転車など
・映画の公開記念:雑貨・コレクターズアイテムなど
・大河ドラマ関連:食品・民芸品・書籍など
・オリンピック、ワールドカップ開催:ユニフォーム・コレクターズアイテムなど
話題のドラマで使用された商品などは、放送後に人気が出すぎてプレミアが付いて定価の何十倍で取引されるケースもあります。
また、大河ドラマは、映像作品の中で特に経済効果が高くネットショップのイベントに利用されやすい番組で、作品の舞台となった地域の特産品や主人公の関連本のキャンペーンが開催されています。
トレンドに便乗するイベントを行う時は、開催するタイミングが非常に重要となるので、日頃からアンテナを張り巡らす事が大切です。
但し、商標や人名、大会名などを使用する際は、著作権の問題もあるので、十分に確認してから使用する必要がありますのでご注意ください。
3.ショップの記念イベント
店舗の記念日に関わるイベントは、店舗の信頼性をアピールするメリットもありますのでぜひ行いたいイベントの1つです。
例えば…
・運営者や店長の誕生日
・リニューアル記念
・オープン○周年記念
・インスタグラムフォロワー○人達成記念
こちらは、新規顧客の集客というよりは、自社の記念日を通して既存のお客様に感謝の気持ちを伝えるイベント要素が強いですが、休眠顧客の方の集客にも役立ちます。
4.その他、独創的なイベント
お客様に注目してもらえるきっかけが欲しい場合は、とにかく斬新なイベントやキャンペーンのタイトルをつけて注目を集める方法もあります。
例えば…
・間違って大量発注してしまいました
・賞味期限切れまで後わずか
・訳あり
・アウトレット
・在庫一掃処分
但し、訳ありセールなどの場合は、しっかりと訳あり理由を説明した上でお客様に納得していたがかないと、説明が曖昧な場合、後々クレームの原因になる可能性もあります。
まとめ
色々と説明してまいりましたが、ネットショップで売上が伸び悩んだときは、イベントやセールの企画をすることで以下の様なメリットがあります。
・新規顧客の獲得
・休眠顧客の掘り起こし
・活気ある売場と賑わい感の演出
一気に1年は難しくても半年単位でスケジュールを組んで、イベント告知をSNSなどネット上で拡散すれば、お客様の好奇心も少なからずで刺激出来ると思います。
自分も身近なテーマを使ってイベント企画を考えて行きたいと思います。
今回は、イベント、キャンペーンの企画についてお話しました。